【買ったら下がる、売ったら上がる】投資の失敗をRCIで防ごう!

買ったら下がる、売ったら上がるで悔しがるうさぎ

あれ? なんで自分が買ったら下がるん?
なぜに自分が売ったら上がるん?

株式投資であるあるな『株を買ったら下がる、売ったら上がる』という現象ですが・・・
正直、これを完全に防ぐ方法はありません

鬼美子
鬼美子

えぇ~ないのぉ~

ヌシおじ
ヌシおじ

そりゃまあ、そんなんあれば、すぐさま億万長者だしね・・・

とはいえ、株式投資には【PER】に【PBR】など様々な指数があります

こういった指数の中にはわかりやすく一定の期間内で現在の株価が『割高』か『割安』かを示してくれるモノもあります

こちらの記事では投資歴20年&それなりに利益を出している私が、株式購入の際に見ている指数の一つーー【RCI】という株価の売買タイミングを補助してくれる指数をご紹介させて頂きます!

※私は株取引がメインなので株価としていますが、RCIはFX(為替取引)や仮想通貨でも使える指数です

鬼美子
鬼美子

すこぉ~しだけでも『買ったら下がる、売ったら上がる』が防げたら嬉しいわねっ!

記事内容まとめ
  • 前提:買ったら下がる、売ったら上がるの予測は不可能
  • 色々な株価の指数をご紹介【PER】【PBR】そして【RCI】
  • 買ったら下がる、売ったら上がるの補助に【RCI】
  • 買って売ってを予測する完璧な指数は存在しない
買ったら下がる、売ったら上がるの方向を見失う、迷走した矢印

まず前提ですが・・・
株価を完全に予測することは不可能です

繰り返しになりますがソレが出来たら、世界的なお金持ちにあっさりなれちゃいます

『買ったら下がる、売ったら上がる』を防ぎたい気持ちは私にもありますが、長期で購入しているならば、数日~数週間の上げ下げは気にしすぎない方が良いと思います

ヌシおじ
ヌシおじ

まあそれでも、買った次の日に下がると『あぁ~、今日買えばよかったぁ』って思っちゃうんですけどね・・・

鬼美子
鬼美子

人間って、欲深い・・・

但し、短期・長期に限らず『買ったら下がる、売ったら上がる』の発生理由が、その個別企業側の大きな発表(or出来事)であった場合は注意が必要です

『買ったら下がる、売ったら上がる』は確かに気になりますし、気がめいります
ですが株価を完全に予測することは不可能であり、完全なる底値&高値での取引も不可能

購入時に長期で考えていたならば、短期の上げ下げは気にしない!
株式投資においては、こういった割り切りも大切だと思います

買ったら下がる、売ったら上がるにやくだつ指数、PERとPBRとRCI

前提を踏まえた上での本題です

現在の株価が割高か割安かを示してくれる指数の一つに【RCI】という指数があります

株価の代表的な指数としては【PER】と【PBR】があり、この数値もとても有効で、長期投資をする際には必ず見るべき指数です

PER/PBR
高い数字ほど株価は割高、低い数値ほど株価は割安とされる
ただ、その数値になるにはそれなりの理由があるので、その理由の解析も必要

しかしPERとPBRにも色々な弱点があります
例えば、押せ押せの期待が高い企業だと、PERが50倍、PBRが5倍ぐらいは普通に存在します

こういった企業の株は割高と判断できますが、逆に言えばそれだけ市場(投資家)の期待が高い企業とも言えます

逆もしかりで、PERが8倍、PBRが0.4倍は割安と言えますが、コレはコレでなんらかの問題があるからこの株価で放置されており、この辺りも注意が必要です

また、PERやPBRは株価があまり動いていないとほとんど上下しません
数週間単位で相場がおとなしい時には、ほぼ動かず・・・となります

こういったPERやPBRだけでは判断が難しい時

またはPERやPBRを見たうえでさらに、株式の売買のタイミングを計りたい、なるべく安く買いたい&高く売りたい時に役立つのが【RCI】という指数になります

PERやPBRに比べるとマイナーな指数ですので知っているとけっこー便利だったりする指数です

買ったら下がる、売ったら上がるのそれぞれ上下した棒グラフ

前提を踏まえた上での本題です

RCIという指数は株価の盛り上がり具合を数値化し、現在の価格が割高なのか割安なのかを、わかりやすいグラフ(値)で出してくれます

まさに『買ったら下がる、売ったら上がる』を避けるための数値です

PERほどではないですが、代表的な指数ではあるためほとんどの証券会社のチャート画面で表示できると思います

RCIのグラフのイメージは雰囲気としては以下のような感じです

ヌシおじ
ヌシおじ

例によってお手製なので、見づらい感じがあるのはスイマセン・・・

買ったら下がる、売ったら上がるを表したチャートとRCI

実際の株価のイメージが上のグラフ、そしてその株価を反映したのが下のRCIです

RCIの数値は100に近いほど『過熱気味』とされ『株価が高いかも』となります
そして逆に-100に近いほど『株価が冷めている』ので『株価が安いかも』と判断されます

チャートによって、100が1.0だったり、%だったりしますが、基本的には上に行くほど『過熱気味』下に行くほど『過冷気味』となります

一般的にRCIでは+80や-80が売りや買いの判断基準とされています(理屈上、+100や-100まで下がることは、まずあり得ません)

実際、先ほどの図では、緑色の丸(+80付近)赤色の丸(-80付近)で、株価が反発しRCIと連動していることが分かると思います

つまりは・・・

100に近づいてくると株価は過熱気味、買わない(売る)

-100に近づいてくると株価は過冷気味、買う(売らない)

となるわけです

鬼美子
鬼美子

すごいっ! これなら『買ったら下がる、売ったら上がる』が防げるっ!

ヌシおじ
ヌシおじ

いやぁ、それがそー簡単じゃあないんだよね・・・

RCIは株価の過熱感を教えてくれる、とても優秀な指数ですがコレを見れば完璧に『買ったら下がる、売ったら上がる』が防げるモノではありません

ヌシおじ
ヌシおじ

そりゃまあ、そーですよね・・・

以下は先ほどのRCIの図ですが、実際の株価はこんなきれいには動きません

例えば赤丸の部分ですが、上記では確かに下値に近づいたところで反発しました

ですが、株価は下がるとさらに下がり続けることが往々にしてあります

RCIで言うと-80ぐらいまで下がった状態になり『買いだ!』と思い買ったら、そのまま下がり続け、-80からずっと-90辺りをウロウロする感じです

株価が上がった時、株価が下がった時

基本的にどこまで上がるか、どこまで下がるかは誰にもわかりません

それはRCIでも同様で、どこまで上げ下げするかわからない限、RCIもずっと上や下に張り付くことがあるーーというわけです

鬼美子
鬼美子

えぇ? じゃあやっぱ、役に立たないのぉ?

ヌシおじ
ヌシおじ

いやいや、そーゆーわけじゃあ無いんだけどね

PERもPBRも、世のインフルエンサーも投資で絶好調の人も

株価の完全な予測は不可能です

それが出来ているのであれば、あのウォーレン・バフェット氏も越えています

ウォーレン・バフェット氏・・・投資の神様と言われる凄い人

ですが『買ったら下がる、売ったら上がる』を防ぐ為に役立つ一つの指数として~、という意味で言えばRCIは有効だと思います

投資は自己責任ではありますが、株の売買を行う際に、

また『買ったら下がる、売ったら上がる』を少しでも防ぐ為に、

RCIをちらっと見て、投資タイミングを計ってみる・・・ということをオススメいたします

鬼美子
鬼美子

指数はあくまで参考値、最後は自身で決断をっ

こちらの記事では株を買ったら下がる、売ったら上がるとして、それを少しでも防ぐ為に役立つ指数、RCIについての記事を書かせて頂きました

理由は不明なのですが私はこのRCIというのがけっこー好きで、株を売買する際に基本は見ています

記事に書いたよう、だからと言って買ったら下がる、売ったら上がるを防げるわけではないのですが、ささやかな抵抗というか少しは意味あるよね、と思って利用しています

少しでも投資で良い成績を収めるために・・・こちらの記事が少しばかりの参考になれば嬉しいです

鬼美子
鬼美子

逆に指数に囚われて、投資機会を逃したりしないよーにねっ

それでは、またご覧頂けますと幸い & 目が潤んじゃうほどに喜びます、感謝!

 

コメント

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