高卒がFIRE(経済的自立)、高卒でFIREを目指すことの難しさ ～お給料編～

　私は、高卒＆氷河期＆10代で片親＆家借金ありというコンボから完全FIRE(経済的自立)を目指していますが、高卒でFIREを目指すことの難しさを感じた事が多々ありました

　専門～大卒～大学院卒の方に比べ、ナニがどう難しいのか？
　その辺りのグチ・・・いえ、今現在FIREを目指す方に向け、ほんの少しでも参考になればと思います

学歴とFIRE(経済的自立)の相関関係

　まず、いきなりですが学歴とFIRE(経済的自立)の相関関係についての、詳しいデータは存在しない・・・と思います

　そりゃまあ、FIREという概念がここ最近～日本でいわれ始めたのが2010年代です
　そして、FIRE達成するまでにはこれまた、年月が必要なのでデータを取るための母数が足りないといったところでしょう

　ですが、身も蓋も無いことを言ってしまえば、データを取るまでもなく、高卒と大卒ではFIREの難しさが違うことは明らかである、と思います

　理由は単純に収入の差～お給料の平均値が大卒の方のほうが高いからです
　以下、実際に私がくらった高卒と大卒のお給料に結び付く差、となります

高卒から見た、高卒と大卒の差　～お給料編～

　高卒と大卒の差、というとまず最初に上がる最大の違いは『お給料の差』でしょう

　会社によっては、同じ会社なのに【入社5年目の高卒社員】と【新入社員の1年目の大卒社員】で、後者の方が給料が高い！　ということがあったりします

　4年働き、技術を付け、会社に貢献してきたはずの高卒5年目より、入ってきたばかりの大卒1年目の新人の方がお給料が高い・・・コレは、かなり歪んだ状態だと思います

　とはいえ、文句を言っても仕方がありません

　そんな企業はおかしいだろ！　というのなら転職するか自身で起業するかしかないのが、世の悲しきサラリーマンの宿命なのです

余談、私は大学には行けなかった

　少し話はズレますが、私は家にお金が無く奨学金を借りて行けば？　ということも無理でした
　奨学金とアルバイトしながらで大学に行けば～とかいうレベルではなく、実家の借金もありました

　借金は私自身の借金でないとはいえ、親に自己破産してもらい～生活保護、そのうえで自分は自分で生きていく、という選択肢を取ることができなかった感じです

　というか、今はどうかわかりませんが私が17歳の頃は「奨学金を借りたい」と言ったら、奨学金の団体に普通に断られました
　親の借金が焦げ付いていたので、子供である私も借りられないーーという感じだったと思います

　実はこれ、他の方法もあったのでは？　と最近は思うのですが・・・まあそこはおいておきます

私の経験した高卒の難しさ

　さて、高卒と大卒には差があり、大卒の方の方が有利である・・・
　つまりは高卒の方が難しい、となるわけですがーー実際、高卒＆いろいろな会社を経験した私は、以下のような不利をくらったことがあります

・お給料が違う、そもそも高卒と大卒で賃金テーブルが違う会社がある
・入社できる会社が違う、大卒でないと入れない会社がある
・出世が違う、同じ大学卒業や同じゼミ、同じ教授に指示したということでの優遇やひいきがある

　上記は私が実際に体験した差です
　それぞれ、お給料と強い相関関係がある3点となります

　本当に同期＆同年で、まったく同じ仕事をしているのに学歴で給料が違うということが発生しているのが一部の会社の現実です

　もっとも、最近は同一労働同一賃金で改善されてきているようではありますが・・・

　と言う方もいるかもですが、ほんっっっっとぉ～に同じでした

　椅子に座って同じ研修を受けている時、販売員などで同じフロアで働いている時、エンジニアとして働きそれぞれ自分たちで割り振りを決めてプログラムやテストをするとき

　これらは別に「じゃあ自分がこっちやるね」と言えば仕事が変わっていましたし、そもそも相手(同期大卒)の社員がいない場合は私(高卒)が、代わりにその仕事をしたので、そのことからもやっていることは同じ仕事です

　ですが、給料が違うのです

　FIRE(経済的自立)達成に必要なのは入金力といわれていますが、収入が大きければ有利になるのは当然です

高卒でFIREは難しい、でも・・・

　このように高卒の方と大卒の方の平均値を見れば、FIREの難易度は高卒の方の方が難しいと言えるでしょう

　FIREを達成できるかどうかは元手のお金ーーほとんどの場合はお給料で決まり、そのお給料についていえば、大卒の方の方が有利だからです

　しかし、これらはあくまで平均値の話です

　高卒だから、大卒だから、と決めつけで諦めたり固定した考えを持つ必要はない！　と私は強く思います

　そもそも投資を学習しようとしている時点で、社会人の中では上位の方になります
　また、学歴と金融リテラシーはまったくの別物です

　学校では金融教育をほとんどしていないからです

　高卒の方がお給料的には難しい部分があるのは事実でしょう
　ですが、学歴ではなく何を行えるのか？　何を実行するのか？

　そしてどれぐらいFIREをしようと思えているのか？
　そここそが肝要だと私は思います

　最後にいちおう書いておくと・・・大卒だからこう、高卒だからどう、という考えは良くないことです
　最終学歴は中学校！　で大金持ちになった人もいますし、有名大学院卒でずっと便乗～という人もいます

　FIREに向けて、学歴でのお給料の差は確かにありますが、僕らはみな仲良くできるはず
　何故なら、この記事をチラ見して頂いている時点で、同じFIREを目指す民なのですから！

まとめ

　こちらの記事では、高卒でのFIRE(経済的自立)の難しさ、お給料編について書かせて頂きました

　FIRE達成には平均値でいえば、高卒と大卒ならば、大卒の方が有利でしょう

　ですが、それはいっても仕方がないことですし、究極的には必死に働いて自分で大学資金を貯め、他の方より遅れても良いから大学に入学すればよいことです
（まあ、それしちゃうと、若さと言う最大の就職武器を失うのですが・・・）

　確実にいえることは、難易度は確かに変わるが、高卒でもFIREは可能だ、ということです
　少なくともここに、高卒＆氷河期＆10代で片親＆家に借金ありでも、FIRE状態で4年は過ごせたヤツが、居ますので！

　なんだかまとまりのない記事になってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました！

　それでは、またご覧頂けますと幸い ＆ 目が潤んじゃうほどに喜びます、感謝！