金額は小さいモノの、私が不労所得を手にしてなんだかんだで約20年ほどの月日が経ちました
こーして振り返ると歳を感じるというか、時間の残酷な流れを想うというか、なんだか悲しくなってくるのですが・・・
コツコツ積み重ねただけあって、昨年の不労所得の金額は560万円を超えました
私は株式投資を主に行っていますので、この金額はもちろん昨年の株式相場の調子が良かっただけ・・・とも言えますが、それでも不労所得は不労所得であり、働かずに増えたお金ではあるわけです
ですがまあ、この金額を得られるようになるためには色々な紆余曲折もあったわけで・・・
こちらの記事ではそれなりの不労所得者である私の実態というか現在の生活と、この不労所得を得るまでの失敗をご紹介させて頂きます!
不労所得を目指す方、そして不労所得を得ている方でも『そんな失敗はしないようにしようっ』という戒めになるかなぁ、と思いますので軽い気持ちで一読頂ければ幸いです

人のお金の失敗談は、意外にも参考になったりするわよねっ
不労所得者とは? なにもしない人?

まず、一応の不労所得者というモノについてです
不労所得者とは読んで字のごとく
不労(働かないで)で所得(お金を得る)人なわけですが、この不労所得を得る方法は多岐に渡ります
不労所得の一例
不労所得の代表的なモノは株式や不動産への投資になるのかなぁ、と思いますが(私もコレです)、他にも出版した本の印税や取得した特許の利用料
オーナーとして保持しているお店などの利益や自身が作ったコンテンツの広告料なども含まれます
不労所得は基本的には権利的なモノが圧倒的に多く
不労所得者とはその権利を有しているから、その権利を使わせてもらった利用料やその権利から出てきた利益を貰えるーーということになる感じです
不労所得者とは、なにもしない人?
よく不労所得者とはなにもしない人・・・といった勘違いがありますが、そんなことはありません
不労所得と言ってもなんだかんだで、それを管理するためには多少の手間(労働)や知識が必要ですし、そもそも不労所得を手にする前段階で、それなりの労働をしていることがほとんどだと思います
株なら購入時に元手のお金が必要ですし、購入後も最低限の相場の確認はした方が良いでしょう
元手の必要ない親から引き継いだ土地だとしても、管理会社や不動産会社、税務的なやり取りは発生します
こーして考えると、不労所得者とは本当の意味では不労の状態ではないのかも、とは思います

特にゼロから不労所得を手にするには、色々と大変だし面倒だし勉強も必要ですね・・・
ただそれでも、不労所得はとてつもない魅力を持っています
なんせ理屈上は自身が休もうが寝てようが、利益を出し続けてくれるモノが不労所得です
自分が働かずともお金を生み出し続けてくれるーー自身のお金が働いてくれているという状態が、不労所得の最大の魅力である、と私は思います

私が寝てる間にも働いている人が居てーーその人が出した利益の一部を、オーナーの私が貰えるっ! てーわけねっ!
不労所得者とは、どんな生活?

不労所得者とはどんな生活をしているのでしょう?
先に書いたよう私の昨年の不労所得額は約560万円でした
自分で言うのもなんですが、この不労所得が560万円というのは、なかなかにすごい金額である、とは思います
なんせ一般的な3人家族なら贅沢しなければ暮らせるぐらいの金額ですので

働かずに560万円っ! わくわくっ、きっとスンゴイ生活をーー!
当然ながら、日々の活動はその日によって違いますが・・・
不労所得者としての私の日々を、めちゃんこざっくり書きますと・・・
朝(7時~9時):
起きて果物やヨーグルト、パンやコーンフレークの朝食
その後、出勤~仕事
昼(12時~13時):
仕事のメール確認や打合後、株主優待の優待券で昼食
夜(19時~20時):
仕事終わり、適当な夕食
その後、芸人さんの動画みたり、ブログ書いたりする
深夜(24時~25時):
寝る

あれっ!? どこにでもいる社会人っ!?

いや、うん・・・
どどんっ、とタイトルで『不労所得者とはどんな生活』とか言っても、リアルな実態はこんなモンです
いやもちろん、不労所得の金額がもっともっと多い方や、生まれつきの土地長者などのご家庭の人など、それこそ完全FIREを実現されている方は違うのかもしれません
ですが、一般的な社会人やらサラリーマンで不労所得を手にしたとしても、日々の生活が劇的に変わるか? というと、そんな変わらないかなぁ、と思います
がっかりさせてしまったら申し訳ないですが、実際はそんなものかなぁ、っと思います
とはいえ、不労所得者になったことで生活というか変わった点も多々あるわけで・・・この辺りはまた別記事で語れればなぁ、と考えていますので・・・
ほんのすこぉ~しでも、楽しみにしておいた頂ければ幸いです
不労所得者の私が落ちた、ありがちな2つの落とし穴

最後に、私自身も一応は株式での不労所得を得ている不労所得者としての実体験
不労所得者が陥る落とし穴ーー注意点について、語らせて頂きます
不労所得を含めた投資の世界では多くの落とし穴がありますが、中でも特に私が不労所得者として大きく危ないと思った落とし穴が2つあります
私自身もすっぽりと落ちた経験があるため、これから不労所得者目指す方、そしてすでに不労所得者である方もご参考にして頂ければ、と思います
不労所得を求めるあまり、ケチになる
私が思う最大の落とし穴はコレです
不労所得を手にすることがある程度当たり前になり慣れてくると、例えばなにかを買う時、

コレを買わなければ、〇〇社の株買って、不労所得もらえるなぁ
とか考えるようになってしまいます
そのため、出費を抑える時期というか、支出をとにかく切り詰めて切り詰めてーーケチなレベルになってしまうのです
勘違いしないで頂きたいのは支出を管理することは大切で、無駄なお金を使わないことは重要なことです
何かを買う時、コレを買わず投資をすれば将来はいくらになる~という思考はむしろ投資家としてはするべき思考とも言えます
ですが、生活の質を明らかに上げる物であったり、誰かへのプレゼントだったり、友人とのお出かけだったり・・・そういった心を豊かにするモノへの支出を著しく減らすことはよろしくないと思います

もちろん、なんでもかんでも『心を豊かに~』でお金を使うはNGだけどねっ
私も今は、ある程度は支出をコントロールし、時にはお金を使うようにしていますが、不労所得を手にした初めの方は、とにかくケチになっていた気がします・・・
このケチケチ期間が長かったり度が過ぎると、家族や友人など、あとから取り戻すことができない人とのきずなや信頼を失うため、注意が必要です
不労所得を増やすため、焦ってリスクを取りすぎる
これにも私はハマりました・・・
不労所得が増えると夢が広がります
毎日何もしなくてもお金がちゃりんちゃりん降ってくるように感じ、それが楽しく幸せで、たくさんの株を買ったりしてしまう、という現象です
もちろん、自身の投資方針として現金のほとんどを投資に回すーーと決めているなら問題はありません
実際私も、現在の投資比率は90%を超えています
私の資産や投資比率については、こちらの記事【アッパーマス高卒投資家 3月末~4月7日の暴落損失額を公開 暴落で大切なこと】をご覧くださいませ
ですが一応の言い訳としては、半年分以上の生活費は現金で持っており、今現在も仕事はしているため、例えば急に会社が倒産しても、失業手当も出ますししばらくは過ごせるレベルではあります
私の場合、今は行っていませんが、昔はFX(為替取引)をやっていました

ドルを買うとか、ユーロを売るとか、そういうやつですね
これも適正に行っているなら問題ありませんが、当時の私はレバレッジと言って、50万円の現金で1000万円分の取引などを平気でやっていました
1000万円分のお金を使えば利益が出るときは、ものすごいお金になりますが、逆に言えば損失もとてつもない金額になります

今は規制が入りましたが、私がFXをやっていた当時は、10万円で3000万円分の取引ーーつまりは300倍とかも可能でした

こっわぁ~
今はソレが危険で、自身のリスク許容度を超えているとわかります
ですが当時はとにかく不労所得を増やすことだけを考えて、大やけどを負いました
まだ若く、資金も数十万円だったので取り返しが付きましたが・・・
もっと大金でもっと高いレバレッジで、大暴落をくらっていたら・・・
と今、この記事を書いて思い返し想像するだけでも、ゾッとします
投資は自身のリスク許容度内に収めること
投資を学ぶと誰もが口を揃えて言うことではありますが、誰もが言うということは、それだけ重要でそれだけ多くの人が痛い目をみている・・・ということを、忘れてはいけないと思います
まとめ
こちらの記事では不労所得者とはどんな人で、リアルすぎる生活っぷりと不労所得者が掛かりやすい落とし穴ーー注意点を書かせて頂きました
本題というか訴えたいポイントとしてはやっぱり、落とし穴の部分です
コレ、ずっぽるハマると本当に孤独になりますので、不労所得者としての魅惑というか不労所得そのものに囚われない事が重要だと思います
不労所得を手にしたい! と思う理由は多分、ほとんどの方にとって安心や幸せを得たいからだと思います
にもかかわらず、不労所得を手にすること、そのものを目標にすることは本末転倒で、その得られた不労所得で自分はどう生きたいのか? を忘れないことこそ、肝要だよね!
とこちらの記事を書きつつ、改めて思った次第です

お金は大切! けど、お金はあくまで大切なものを維持&手にするためのモノっ!
それでは、またご覧頂けますと幸い & 目が潤んじゃうほどに喜びます、感謝!
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