FIREという経済的自立ーー会社などに依存しない考え方が登場し、多くの人に支持されています
そしてそこからの派生でサイドFIREやコーストFIREという『働きながらもFIRE』的な考え方も登場してきたわけですが・・・
その中でも窓際FIREは個人的に異色の存在だと感じています

うん?窓際FIREってーそもそもなーに?
というお方は【窓際FIREとは?新たなFIRE?】にてご確認頂ければ、と思うのですが、
この窓際FIREにも色々と考えるべきことはあるわけで・・・
今回は窓際FIREについて深堀し、メリット&デメリットを整理してみたいと思います!
- 窓際FIREのメリットをご紹介
- 窓際FIREのデメリットをご紹介

窓際FIRE目指すなら、メリ&デメは知っておいて損はなしっ
窓際FIREのメリット
まずは窓際FIREのメリットです

窓際FIREは具体的にはどういった恩恵があるのでしょう?
仕事のストレスが激減する
窓際FIREでは仕事のストレスが激減します
というか窓際FIREの最大のメリットは議論の余地なくコレでしょう
窓際FIREは責任ある仕事や大変な業務は避け、残業&休日出勤もしません
さらに、

昇進や昇給もしなくていーや
という具合に会社の評価は最初から気にしません
私も社会人なのでわかりますが、会社の評価は理不尽なことが多々あります

えぇ~、自己評価が高すぎるだけじゃあないのぉ~?
というご指摘を頂くレベルではなく、どー考えても、

いやっ、おかしいだろぉぉぉぉっ!
という評価をしてくる会社や上司はどーしたっているものです
コレはもぉーほんっとぉーにストレスフルです!


な、なんか、めちゃくちゃ実感がこもっているわね・・・
ですが、窓際FIREなら初めからこの評価は気にする必要はありません
自身のプライベートなどを充実させる方に舵を切っていますので、そこそこ評価でも、

まあ、そーだよね
と自分でそうしたんだから!と納得できるからです
人によっては『そんなん逃げだろ?』という方もいらっしゃるかもしれません
ですがコレはコレで別に人生の選択をどうするかであり、
『仕事は最低限で良い』
『職場の評価なんて気にしない』
そーいった方の考えを止めることはできないと思います

そもそも、窓際FIREは最低限の仕事はしているから、迷惑ってほどでもないかも、ですしねっ
こうしてみると・・・
窓際FIREは仕事のストレスを激減させ、自分らしく生きる~ということになるわけです
コレは仕事を辞め自由に生きる、FIREの思考に非常に似ており、だからこそ窓際FIREーーとFIREの名を冠している、と言えるのかもしれません
自由な時間が増える
仕事のストレス激減に近いですが、窓際FIREは自由な時間が増えます

残業&休日出勤はしないスタイルなので、これはある意味で当然と言えます
ただ窓際FIREは正社員前提ではあります(アルバイトだとバリスタFIREですし)
【バリスタFIRE】
時間を確保しやすいパート・アルバイトで働き続けるタイプのFIRE
資産収益とストレスが低め(と思われる)パート・アルバイトのお給料で生活する
日本の正社員の場合
ほとんどは週5の8時間~週40時間程度は拘束されるため、これはあくまで、
『残業有の社会人よりはマシ』
という程度、となります
今の職場&仕事のまま社会と繋がりをもてる
以外に見落としがちなのが、窓際FIREの場合
今の職場&仕事のまま社会と繋がりをもてる、ということです

コレは多くの方が夢見るファットFIREにも無く、基本転職しパート・アルバイトになるバリスタFIREにも無い魅力です
よく言われるFIREの問題点に、

社会とかかわりが無くなって、人生に張り合いが無い・・・

孤独感がヤバイ・・・誰かに必要とされたい・・・
というFIRE達成しても、人は結局は社会とのかかわりを欲するーーということがあります
また、単純に暇を持て余し、また働き始めるーーという方もFIRE達成者の中にはいらっしゃいます
ですが、窓際FIREなら今までの慣れた職場で社会とのかかわりを持ち続けることが可能です
もちろん、今の仕事が『窓際FIREに適している職場』かつ『そもそものストレスが低め』であることが前提にはなりますが・・・
未知の職場に行くこと無く、慣れた今の職場のまま社会と繋がりを持てるというのは、見落としがちな大きな窓際FIREの魅力です

今の仕事は、居るだけでも苦痛です・・・
という職場ではそもそも窓際FIREが成立しませんが・・・
居心地が悪くないということでしたら、この社会と繋がりを持てる、という窓際FIREのメリットは中々あなどれないモノがあります
窓際FIREのデメリット
お次は窓際FIREのデメリットです


窓際FIRE、してみたいなっ
という窓際FIREにご興味ある方はこのデメリットこそ知っておくべき事かと思います
どんな感じかな?というご参考になれば幸いです
後輩や年下、元部下が上司になる
繰り返しになりますが、窓際FIREは最低限のストレスフリーな仕事だけこなし、昇進や昇給は放棄するスタイルです
その為、窓際FIREは後輩や年下、時には元部下が上司になる可能性が非常に高いです

ぷ、プライドの高い私には屈辱っ!
これは窓際FIREをする限り、避けようがないデメリットですし受け入れるべきことになっちゃいます

そもそも必死に働いても、出世競争で負けることなんて普通ですしね・・・
窓際FIREでは自ら進んで仕事をせず、良い評価を取りに行かない為、これは受け入れるべき仕方が無いデメリットになります
上手く立ち回ってもリストラ対象にはなる

窓際FIREではキチンと業務は行いますが、あくまで最低限です
また可能なら代替できない or しずらい業務を担い、

窓際FIREさんって、会社にとって必要ではあるよね・・・
というポジションを狙うわけですが・・・そうは言ってもコレは絶妙で難しいことになります

そもそも、どんな仕事でも『絶対に代替できない!』ということはないしね・・・
そのため、最低限の仕事しかしてくれない窓際FIREの方はリストラ対象になりやすく、雇用の安定性はが低い・・・といえます
もちろん、どんな必死に仕事に取り組んでいようとも、会社状況によっては誰も彼もがリストラ対象にはなりますが・・・
窓際FIREはその中でも、リストラ対象になりやすい社員である
という事実は知っておくべきことでしょう
仕事での充実感を得られない
当然かもしれませんが、見落としがちであるため、あえてこのデメリットをご紹介させて頂きます
窓際FIREでは仕事での充実感を得ることができません

窓際FIREでは自身の評価はあえて低めになるよう動きます
そうでないと、重要な仕事や責任ある業務を割り振られてしまうからです
そーなると自然と仕事にはハリが無く、やりがいも無くなります

仕事なんて、クソくらえだぜぇ!
という具合に初めから仕事にナニも求めていないなら良いですが、多くの人は実は仕事で充実感を得ています
ほんっとぉ~に日々の仕事でのやりがいが完璧に0ならば窓際FIREでも変わりはないのですが・・・

あれ?実はこの仕事で、少しはやりがいを得ていたのかも?
ということは意外によくあることです
仕事にハリがなく、ただ淡々と退屈な業務をこなすだけ・・・
コレは人によってはとても大きなストレスとなります
窓際FIREを行う際には仕事以外の熱中できる趣味やプライベートを充実させるナニカを持っておく
この点はデメリットであり、かつ窓際FIREでの注意事項になるかと思います
まとめ:あなたに合うのは窓際FIRE?それとも?
こちらの記事では窓際FIREのメリットとデメリットをご紹介させて頂きました
ここまで書いておいてなんですが・・・私は働くFIREなら、窓際FIREよりもコーストFIRE派です
実際【コーストFIREな生活をしてみた】こともありますが、
コーストFIREに比べ、窓際FIREはけっこ―難しい気がしているからです
窓際FIREにはいくつか必要な要素があり、
- 窓際社員で居てもよい会社状況
- 仕事を最低限にしても問題視されない会社環境
などなど、どーしても自分自身にあった環境を整える技術が必要な所が難しく感じています
とはいえ、これはあくまで私のお話
皆さまは皆さまなりのFIREな生活をお見つけ頂ければ幸いです

どんな形でもFIREのお話は楽しいねっ
それでは、またご覧頂けますと幸い & 目が潤んじゃうほどに喜びます、感謝!
コメント
そもそも暇な職場に配属してもらおうとおもったら相当な変人にならないと無理だからして、それ自体が相当難しい。
コメントありがとうございます!
そうですね、窓際FIREは当人の努力以外に会社の状況や色々と捨てたりするモノも必要なので・・・
これだと頑張って違うFIREでも良いかなぁ、とか思っちゃいますねw
お忙しい中、わざわざコメントありがとうございました!
よろしければ、これからも一読下さいませ!